セルフまつ毛パーマはおすすめ?経験者のアイリストがメリット・失敗例・注意点を解説

セルフまつ毛パーマが気になっているけれど、

「自分でもきれいにできるの?」
「失敗したらどうなる?」
「サロンでかけるより、かなり安いのでは?」

と迷っている方も多いのではないでしょうか。

私はアイリストとして働く前や子どもを出産したあとの育休中に、セルフまつ毛パーマをしたことがあります。

現在も新しいロッドを購入したときには、自分のまつ毛で仕上がりを確認することもあります。

そのため、自宅で好きな時間にできる便利さや、サロンへ通えない事情があることもよく理解できます。🥺

一方で、セルフまつ毛パーマに失敗し、

  • 毛先がチリチリになった
  • 切れ毛が増えた
  • 左右のカールがバラバラになった
  • まつ毛の方向がバラバラになっている

という状態で、サロンへ相談に来られたお客様も担当してきました。😳

この記事では、セルフまつ毛パーマを実際に経験したアイリストの立場から、メリットや難しい点、実際に見た失敗例、行う前に知っておいてほしい注意点を解説します。

セルフまつ毛パーマを一方的に否定するのではなく、メリットとリスクの両方を知ったうえで、自分に合った方法を選ぶための参考にしていただけたらと思います。

目次

セルフまつ毛パーマとは?

セルフまつ毛パーマとは、市販されているロッドや薬剤などを使い、自分でまつ毛にパーマをかける方法です。

サロンへ予約を入れる必要がなく、自宅で好きな時間にできるため、忙しい方や小さなお子さんがいる方からも注目されています。😳

私自身も産後、子どもを預けて毎月アイラッシュサロンへ行くことが難しい時期がありました。

そのため、

「サロンへ行きたいけれど時間が作れない」
「子どもを預けられない」
「自宅でできたら助かる」

と感じる方の気持ちは、とてもよく分かります。

ただし、目元に使用する薬剤を自分で扱うため、簡単さや費用だけではなく、安全面や失敗した場合のリスクも理解しておくことが大切だと感じています!!

セルフまつ毛パーマのメリット

セルフまつ毛パーマには、主に次のようなメリットがあります。

サロンへ行く時間を作らなくてもよい!

セルフまつ毛パーマは、自宅で好きな時間に行えます。

サロンの予約時間に合わせて移動したり、施術中に子どもを預けたりする必要がありません。

育児中や仕事が忙しい時期など、まとまった時間を作りにくい方にとっては、大きなメリットです。

私のお客様でも、セルフまつ毛パーマを選んだ理由として多かったのは、費用よりも、

  • サロンへ行く時間がない
  • 子どもを預けられない
  • 予約に合わせるのが難しい

といった事情でした。

費用を抑えやすい

使用する商品や回数にもよりますが、セルフまつ毛パーマは、サロン施術に比べて費用を大きく抑えられる場合があります。

商品によっては、サロン1回分の料金よりも安く、複数回使用できることもあります。

私の感覚では、1回あたりの費用をサロン施術の10分の1以下に抑えられるケースもあると思います。

費用をなるべく抑えたい方にとって、セルフまつ毛パーマが魅力的に感じられるのは自然なことです。

好きなタイミングでできる

サロンの営業時間や予約状況に左右されず、自分の都合に合わせて行えることもメリットです。

急に予定が入ったときや、子どもが寝たあとなど、自分の生活に合わせて施術できる便利さがあります。

アイリストがセルフまつ毛パーマに反対する理由

セルフまつ毛パーマに反対しているアイリストは、少なくないと思います。

その理由は、単にサロンへ来てほしいからではありません。

実際に、セルフまつ毛パーマで強いダメージを受けたまつ毛や、薬剤によるトラブルの危険性を見ているからです。

失敗してダメージを受けたまつ毛を見ているから

セルフまつ毛パーマに失敗し、まつ毛の状態を直してほしいと来店されたお客様を、私は何人か担当したことがあります。

実際に見た状態は、

  • 毛先がチリチリになっている
  • 切れ毛ができている
  • カールに大きな左右差がある
  • まつ毛の方向がバラバラになっている

といったものでした。

まつ毛は、一度強く傷んでしまうと、すぐに元の健康な状態へ戻るわけではありません。

傷んだまつ毛が生え変わるまで、時間が必要になることもあります。

薬剤が目に入る怖さを知っているから

まつ毛パーマの薬剤は、目のすぐ近くで使用します。

サロンでは、お客様に目を閉じてもらった状態で、薬剤が目に入らないよう細心の注意を払いながら施術します。

セルフの場合は、自分の目元を見ながら、自分で薬剤を塗らなければなりません。

慣れていない方が、片目を閉じたまま反対側の目を施術するのは、見えにくいうえに危険です。

私自身がセルフで行うときも、片目ずつ施術していました。

両目を同時に行おうとすると、手元が見えにくくなり、薬剤が目に入る危険性が高くなると感じるからです。

アイリストでも自分のまつ毛にかけるのは難しいから

他人のまつ毛を施術する場合は、両目を開けた状態で、正面や横からまつ毛の状態を確認できます。

しかし、自分のまつ毛の場合は、片目で鏡を見つつ起き上がった不安定な状態で細かい作業をしなければなりません。

アイリストとしてお客様へ施術するよりも、自分のまつ毛に施術するほうが時間がかかります。

全体を均一に、左右差なくきれいに仕上げるのも簡単ではありません。

きれいな仕上がりを求めるのであれば、アイリストに施術してもらうほうが確実だと感じています。

実際に見たセルフまつ毛パーマの失敗例

私が実際に担当したお客様の中には、セルフまつ毛パーマをしたあと、仕上がりを直してほしいという理由で予約された方が何人かいました。

特に目立ったのは、次のような失敗です。

毛先がチリチリになった

まつ毛の毛先が乾燥し、細かく縮れたような状態になっていました。

毛先はまつ毛の中でもダメージが蓄積しやすい部分です。

薬剤を多く塗ったり、必要以上に長く置いたりすると、チリつきの原因になることがあります。

切れ毛が増えた

ダメージが強い部分には、途中で切れて短くなっているまつ毛も見られました。

切れ毛が多いと、まつ毛全体の長さがそろわなくなり、パーマをかけてもきれいに見えにくくなります。

左右非対称になった

片方は強く上がっているのに、反対側はあまり上がっていないなど、大きな左右差が出ていることもありました。

自分で施術する場合、左右でロッドの位置や薬剤量、放置時間が変わりやすいため、同じ仕上がりにするのは難しいです。

まつ毛の方向がバラバラになった

まつ毛がきれいに整列せず、横を向いたり、ほかのまつ毛と重なった状態でカールがついているケースもありました。

ロッドに貼り付ける段階で、まつ毛を一本一本きれいに整えられていないと、そのままの方向でカールがついてしまうことがあります。

セルフまつ毛パーマが失敗する主な原因

実際に見たまつ毛の状態から、失敗の原因として考えられたのは次のようなことです。

薬剤の放置時間が長かった

薬剤を長く置けば、まつ毛がしっかり上がると思う方もいるかもしれません。

しかし、放置時間が長すぎると、まつ毛への負担が大きくなり、チリつきや切れ毛につながる可能性があります。

「少し長めに置いたほうが上がりそう」と、自己判断で時間を延ばすのは危険です。

薬剤の量が多かった

薬剤を多く塗れば、きれいにかかるわけではありません。

必要以上に塗ると、まつ毛への負担が増えるだけでなく、薬剤が流れて目元へ付着する危険性も高くなります。

使用する商品の説明書に記載された量を守ることが大切です。

ロッドへの貼り付けがきれいにできていなかった

まつ毛パーマでは、ロッドにまつ毛をきれいに貼り付ける工程が、仕上がりを大きく左右します。

まつ毛が重なったり、斜めを向いたりしたまま固定すると、カールの方向もバラバラになってしまいます。

私がセルフで施術するときに一番難しいと感じるのも、この工程です。

ロッドへ一本一本貼り付け、きれいな状態のまま固定して待つのは、たとえ5分ほどでも意外と大変です。

短期間に何度も繰り返した

一度で上がらなかったからといって、翌日や数日後にもう一度施術すると、まつ毛へ大きな負担がかかることがあります。

短期間でやり直せるかどうかは、使用した薬剤やまつ毛の状態によって異なります。

薬剤やまつ毛の構造を理解しているアイリストであれば、状態を見ながら修正できるケースもあります。

しかし、セルフで状態を判断し、短期間にもう一度施術するのはリスクが高いです。

上がらなかったときは、自己判断で繰り返すのではなく、一度アイリストへ相談することをおすすめします。

失敗したセルフまつ毛パーマはサロンで直せる?

失敗したセルフまつ毛パーマを直せるかどうかは、まつ毛の状態によって異なります。

カールの左右差や方向のばらつきであれば、まつ毛のダメージ状態を確認したうえで、施術できる場合もあります。

ただし、毛先が強くチリついていたり、切れ毛が多かったりする場合は、修正にも限界があります。

私が修正を対応していたのは、基本的にリピーター様のみでした。

ダメージが強い状態では、施術をしても理想どおりの仕上がりにならない可能性があります。

そのような状態で料金をいただくことに、私は申し訳なさを感じてしまうからです。

リピーター様であれば、これまでのまつ毛の状態や施術履歴も分かり、関係性もできています。

そのため、

  • ダメージがあること
  • 完全には直せない可能性があること
  • 希望とは違う仕上がりになる可能性があること

をしっかりお伝えし、納得していただいたうえで施術していました。

セルフまつ毛パーマを失敗した場合、必ずサロンで元どおりにできるわけではありません。

失敗したあとに修正することよりも、最初からまつ毛を必要以上に傷めないことが大切です。

セルフまつ毛パーマで難しい工程

セルフまつ毛パーマで特に難しいのは、ロッドにまつ毛をきれいに貼り付け、その状態のまま固定して待つことです。

まつ毛を一本一本きれいに貼り付ける

まつ毛同士が重ならないようにしながら、一本一本ロッドへ貼り付けていきます。

根元から毛先まできれいに整えなければ、カールの方向がそろいません。

片目で鏡を見ながら細かい作業をするため、思っている以上に時間がかかります。

きれいな状態を保ったまま待つ

一度ロッドに貼り付けても、まつ毛が少しずつ浮いたり、方向がずれたりすることがあります。

その状態を確認しながら固定して待つのは、5分程度でも簡単ではありません。

まつ毛が途中で浮いてしまうと、その部分だけカールが弱くなる場合もあります。

左右を同じ仕上がりにする

片目ずつ施術すると、最初の片目と次の片目で、ロッドの位置や薬剤量、放置時間が変わることがあります。

左右を完全に同じカールへ仕上げるには、慣れと技術が必要です。

セルフまつ毛パーマをするなら守ってほしい5つの注意点

私は、目元の安全ときれいな仕上がりを考えると、基本的にはサロンでの施術をおすすめしています。

それでも事情があり、セルフまつ毛パーマを選ぶ場合は、最低限次の5つを守ってほしいと思います。

1. 説明書に記載された薬剤量を守る

薬剤は、多く塗ればきれいにかかるものではありません。

量が多すぎると、まつ毛への負担が増えたり、薬剤が目元へ流れたりする危険性があります。

自己判断で量を増やさず、購入した商品の説明書をよく読んで使用しましょう。

2. 放置時間を守る

「もう少し置けば、しっかり上がるかも」と感じても、自己判断で放置時間を延ばすのは避けましょう。

長く置きすぎると、毛先のチリつきや切れ毛など、強いダメージにつながる場合があります。

3. 短期間に繰り返さない

一度で上がらなかった場合でも、すぐに再施術するのはおすすめできません。

まつ毛がどの程度ダメージを受けているかは、見た目だけでは分かりにくいこともあります。

再施術が可能かどうかは状態によるため、迷った場合はアイリストへ相談しましょう。

4. 薬剤を絶対に目へ入れない

まつ毛パーマの薬剤は、目のすぐ近くで使用します。

無理な体勢で行ったり、両目を同時に施術したりせず、手元が見える状態で慎重に作業する必要があります。

万が一薬剤が目に入った場合は、すぐにしっかり洗い流し、商品の説明書や販売元の案内に従ってください。

痛みや異常が続く場合は、無理をせず医療機関へ相談しましょう。

5. 自分の目元とまつ毛を大切に考える

費用や時間を抑えることも大切ですが、目元やまつ毛の健康は、それ以上に大切です。

施術中に強い痛みや熱さ、いつもと違う異変を感じた場合は、すぐに中止してください。

しみる感覚は薬剤の揮発成分などによって感じる場合もありますが、痛い、熱いと感じる場合は危険な異変の可能性があります。

無理に続けず、自分の目元を守ることを優先しましょう。

コンタクトレンズやアレルギーについて

コンタクトレンズの扱いや、アレルギーがある場合の使用については、購入した商品の説明書や販売元の案内を必ず確認してください。

商品によって使用方法や注意事項が異なるため、一律に判断せず、販売元が案内している方法に従うことが大切です。

過去にまつ毛パーマや化粧品でアレルギー症状が出たことがある方は、自己判断で使用しないようにしましょう。

また、

  • ものもらい
  • 結膜炎
  • まぶたの腫れ
  • 目元の傷
  • 目やまぶたの病気

などがある場合は、セルフまつ毛パーマを行う状態ではありません。

まずは目元を治すことを優先し、自分の目を大切にしてください。

毛先まで薬剤をたっぷり塗るのは避ける

毛先まで最初から薬剤をたっぷり塗ると、チリつきやダメージの原因になる可能性があります。

サロンで施術するときは、まつ毛の太さ、長さ、ダメージ状態などを確認しながら、薬剤を塗る位置や量、放置時間を調整します。

私の場合、毛先は最後の1分ほどで薄く伸ばす程度にすることがあります。

ただし、これはまつ毛の状態や使用する薬剤によって異なります。

セルフ施術で同じ方法をそのまま行えば安全、という意味ではありません。

商品によって使用方法が異なるため、必ず説明書を優先してください。

セルフまつ毛パーマを避けたほうがよい人

セルフまつ毛パーマは、すべての人に向いている方法ではありません。

特に、次のような方はサロンでの施術をおすすめします。

きれいな仕上がりを求める人

左右差を少なくし、まつ毛の方向をきれいにそろえたい方は、サロンで施術してもらうほうが確実です。

自分で見えにくい部分まで均一に整えるのは、アイリストでも簡単ではありません。

サロンへ行ける時間や余裕がある人

サロンへ行ける状況であれば、目元の安全や仕上がりを考えて、アイリストへ任せることをおすすめします。

費用はセルフよりも高くなりますが、まつ毛の状態に合わせて、薬剤量や放置時間、ロッドの種類を調整してもらえます。

目元に病気や異常がある人

目やまぶたに病気、腫れ、傷、違和感などがある状態での施術は避けてください。

まつ毛を上げることよりも、目元の健康を守ることを優先しましょう。

アレルギーがある人

過去に薬剤や化粧品でアレルギー反応が出たことがある方は、使用前に説明書をよく確認してください。

少しでも不安がある場合は、自己判断で使用しないことが大切です。

セルフまつ毛パーマを一方的に否定しない理由

アイリストとしては、目元の安全と仕上がりを考え、サロン施術をおすすめしています。

それでも、セルフまつ毛パーマを一方的に否定したくないのは、サロンへ行きたくても行けない事情があることを、私自身が経験しているからです。

産後は、子どもを預けることも、毎月自分のための時間を作ることも簡単ではありませんでした。

子育てだけでなく、仕事や介護などで、サロンへ行く余裕がない方もいると思います。

そのため、セルフまつ毛パーマを選ぶこと自体を否定するつもりはありません。

ただし、安さや手軽さだけで始めるのではなく、

  • 失敗するとまつ毛が強く傷む可能性がある
  • 自分のまつ毛をきれいにロッドへ貼るのは難しい
  • 薬剤が目に入る危険性がある
  • 失敗しても完全に修正できるとは限らない

というリスクを理解したうえで選んでほしいと思います。

まとめ 目元の安全と仕上がりを考えるならサロンがおすすめ

セルフまつ毛パーマは、自宅で好きな時間にでき、費用も抑えやすい方法です。

子どもを預けられない方や、サロンへ行く時間を作れない方にとって、便利な選択肢に感じられると思います。

しかし、実際に綺麗な仕上がりにするにはロッドへまつ毛を一本一本きれいに貼り付け、薬剤量や放置時間を正しく管理する必要があります。

アイリストでも、自分のまつ毛を左右均等にきれいに仕上げるのは簡単ではありません。

セルフを選ぶ事情はとても理解できますが、目元の安全やまつ毛のダメージ、仕上がりの美しさを考えると、サロンへ行ける状況であればアイリストに施術してもらうことをおすすめします。✨

それでもセルフまつ毛パーマを行う場合は、商品の説明書をよく読み、薬剤量や放置時間を守り、無理をせず慎重に行っていただけたらと思います。

費用や時間だけでなく、「自分の大切な目元とまつ毛を守ることを、最優先に考えてほしい!🥺」とアイリストと時間を作るのが難しいママ目線、両方から考えて感じています。😌❤️

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この記事を書いた人

美容師免許・栄養士資格を持ち
エステティシャンや栄養カウンセラー、アイリストとして美容業歴10年以上
4歳の男の子子育て中

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